ヴェナダール 人々の樹 （デネリムの異民族地区にて）

▲ヴェナダール 人々の樹（Dragon Age: Origins）

デネリムの異民族地区にあるヴェナダールです。シティエルフにとっては大事なものですね。森を愛するエルフが人間社会においてもそれを忘れないよう……みたいな感じじゃないと思うんですよ。実際。森との関わりが深まったのはエルフが放浪の民になってからで、シティエルフのルーツとは違う気がするのですが。本来の意味合いは何なのでしょうね？デイルズの王国に関係するとか。気になります。

手前にいるのはシアニ…のつもりですが、ちょっと髪型とか違いましたね。服装も割と勝手に描いております。なんかシアニにスカートは似合わない気がして、短パンみたいになってます。異民族地区にはあまりいい思い出がないのですが、シティエルフ主人公にとっては大事な故郷です。貧しくて汚くても、生活があり、楽しいことも悲しいこともありました。

というわけで、毎度おなじみダンボールとリキテックスソフトのお絵かきです。今回はダンボールに下地としてクリアジェッソを塗っています。

下地として、というのはちょっと正確ではないのですが。元々、DA:Oプレイ記録の挿絵としてちょっとしたものを描こうとしていたのですが、描いてるうちにあれこれやりたくなって、ある程度描いてからその上にジェッソを塗り、そこからちゃんと塗り始めたという……まあ行き当たりばったりなものです。毎回行き当たりばったりなんですけどね。

で、さらに途中から色々と試したくなったので、ついでに使っていないメディウム類を出して使ってみました。

樹の幹や人物にはフレキシブル モデリングペーストを使っています。先にモデリングペーストを盛って、乾いてから塗る感じで。地面にはレジンサンドを少し使ってみました。

結構存在感が出たかなあと思います。

自分は立体感を出すのが苦手というか、遠景も近景もごりごり塗ってしまって遠近感のないごちゃごちゃした絵になる傾向があります。近景をモデリングペーストで盛り上げて、ごちゃごちゃ感を軽減し、なんとか遠近感を出せないかなあと。

実際に見る分には結構成功してるような気がするのですが、画像にしてみると結構ごちゃごちゃしてますね。うーん。画像なので、仕方ないのですが。描き込むところは描き込んで、省略するところは省略する、という加減を覚えたいところです。