DA:O シティエルフ編プレイ記録その2
※ネタバレを含みます。
※プレイしたけど内容を忘れてしまった方、多少ネタバレしてもおおまかなストーリーが知りたい方におすすめ、かも。
※スタンスは選択肢次第です。主人公の性別や行動によっても変化がありますので、必ずしも同じ展開を迎えるとは限りません。
続くと言いつつ前回からやたら時間が経ってしまいました。というかDA:O本編を終えてからAwakening、アムガラックのゴーレム、ウィッチハントまで終わったのがつい先日でして。心身の状態があまりよくなくて、しばらくゲームやらなかった時期もありました。…あと、そういえばLife Is Strangeやってたんですよ。あれの引き込まれ具合は凄かった。それと最近はゲームよりダンボールお絵描きの練習も結構やっていました。ちなみにDragon Age2の2周目始めました。言い訳はともかく、プレイ記録です、書きます、はい。
レリアナとのロマンス
レリアナとは前の主人公で一度途中までロマンスしていたのですが、考察記事を書く参考にするため、ちゃんと最後までロマンスしてみようと思っていました。今回の主人公リンディラナエは、レリアナロマンス用に作ったキャラクターなのでした。
当初は、アンチアンドラステ主義でレリアナ覚醒後に聖灰を汚し、ついでに真珠亭で4Pプレイでもするか、という反社会的RPの予定でした。オリジンクエストをやり終える頃には、すっかり気が変わっていましたが。
というか、歴史的な経緯からして聖灰を汚すならエルフかなと思ったのですが、シティエルフの結婚式は一応教会式でしたし、セラやゼブランの例を見ても彼らはアンドラステ教徒なんですよね。改宗した者のみが人間社会で生きることを許されたわけですから。もちろん反発もあるにはあるでしょうが、信仰を抜きにしても、アンドラステはエルフにとっても英雄なのです。ちょっとこれはアンチアンドステやりにくいなと。やるならデイリッシュか、ドワーフかな…?
さて、リンディラナエらは荒野の魔女の助力でオスタガーから生還し、ロザリングに立ち寄ります。そして教会で、修道女のレリアナがやや強引にパーティに参加することになるのでした。ひと目で恋に落ちた…かどうかは分かりませんが、幻視を見たとか主の意志がどうとか浮世離れしたことばかり言いつつも腕が立ち、自分の為すべきこと、理想を追求するレリアナに次第に惹かれていくリンディラナエでありました…ってことにしておきましょうか。ああ、しかし個人的にはあの歌はよかったです。落ちますね、あれで。
今回の主人公は肝の据わった性格ですから、不安定なレリアナを支えるのにはちょうどよさそうです。お堅い戦士気質なので浮気の心配もないです。後々のことを思えば、レリアナの前で浮気は危険ですね。ちなみに婚約者がいたとレリアナに知られたときは(知らせてなかったみたいなので)ちょっと修羅場になるのかなと思いましたが、望んだ結婚ではなかったし、死別していたのでお咎めなしでした。怖いですね。
▲あわや修羅場。
レリアナとの関係が急接近したように感じたのは、キャンプでエルフの話をしたあたりからです。ここでのレリアナの発言はかなり無神経なものですが、そのことについて不快感を表したり否定的な反応をしても好感度はわずかに上がります。今回はこの会話の直後にロマンスに入った気がします。はっきり意見を言う、叱ってくれるというのも、レリアナにとって重要なポイントだったのかもしれないですね。
関係を進めていくと、レリアナは自らがただの修道女ではないと打ち明け、さらに追っ手が現れたことにより、元恋人マジョレーンとの問題を解決する必要が出てきます。
ここでレリアナはマジョレーンとはっきり決別し、改めて新たな一歩を踏み出すことになるのですが、マジョレーンを見逃すことも、殺してしまうこともできます。殺せば、その後の会話次第でレリアナの性格が変化することになります*1。
リンディラナエは躊躇なくマジョレーンを殺害します。レリアナをつけ狙うマジョレーンを生かしておくのは危険、問題は先送りするべきではないという、まあいかにも戦士的な判断です。そしてその後のキャンプでは、元々そこまで信心深くはないシティエルフであり、また抑圧されていた立場上、感情を抑える必要はないし自由であるべきとレリアナに語ります。こうしてレリアナは少しだけ自由になり(覚醒)、互いに仲を深めていくのでした。*2
…レリアナは自分の気持ちを言わされて恥ずかしがるような、可愛らしい一面もありました。しかしベッド(テント)に誘う文句が非常に面白く、言葉巧みに相手を誘惑するバードらしさを見せてくれます。これが獲物に対してであれば、このままさくっと殺すのかなあと思うと、ちょっと怖いですが。楽しい時間を過ごしてから死んでもらう、という殺しの美学的なものを持っているようですしね。
ロマンス状態のレリアナは台詞がやたら詩的になり、さすがの吟遊詩人といったところ。物語を作ると言えばDA2以降に登場するヴァリックがいますが、それとはまた別の意味で物語を作ろうとする、自ら物語を体現したいタイプなんじゃないですかね、この人は。それにしても、プリンの話は最後まで聞いてみたかったです。
ところでレリアナ、一応バイセクシャル設定で、男性でも女性でもロマンスできるわけですが、基本的になんか男性に関心が向かってないような気がします。親しい相手を見ても女性ばかりで、DA:OでもDA:Iでも、男性主人公に素っ気無い印象があります。考え過ぎかもしれませんが。とにかく、かなり女性寄りの性指向を持っているなあと感じたので、今回の主人公は女性なのでした。気性の激しいシティエルフ救世主と将来のスパイマスター…なかなか恐ろしいカップルです。
……長くなってしまったので、まだ続きます。書きます。多分。