無真獣の巣穴

らくがきとかゲームとかなんかそんなん。

ここ1年の関心事と今年の予定

新年最初の投稿がCOVID-19に感染したとかいう記事になってしまいましたが、今日は近況とか今年やりたいこととか日記らしく書いてみようと思います。

これまで何年も……10年以上?Twitterメインでやってきましたけど、現在のTwitterのCEOの言動や行動にはとても賛同できないし、これからどうなるのかもわからないのでとりあえずブログのほうの更新頻度を増やしていきたい……と思ってたらスマートフォンはてなブログで記事本文の間に広告が挟まるようになって悩ましいですね。これめちゃくちゃ嫌。

Mastodonはよくわかってないし、地味にInstagramとかTumblrとかはやってたりするんですけど、どれもTwitterの代わりにはならないし、ブログの代わりにもならないか。どうしたもんでしょうね。InstagramTumblrはどちらもmusinju73の名前でやってるので、興味があったらどうぞ。ほとんど更新してないですが。

 

それはさておき、2022年を個人的な苦難のことを差っ引いて振り返ってみます。

昨年はあんまりゲームしなかったですね。Dragon Age: Inquisition は実は招かれざる客以外は一通りクリアしていて、そこまでのプレイ記録も9割書いてあるんですけど、なんだかんだで書きあがってはいなくてまだ投稿してないですね。これ書き終えてから招かれざる客をプレイしようとか考えてしまったばかりにプレイも進んでないです。今回のプレイの目標は「最後までプレイ記録を書く」ですからね。今年こそちゃんと書いて更新したい。招かれざる客の最後まで。

 

ゲームといえば Xbox Game Pass Ultimate のコードを誕生日にもらいまして、それで色々やってみよう!と思ってたのに結局 Microsoft Flight Simulator ばっかりやって終わってしまいました。
いやでもあれすごい楽しかった。飛行訓練だいぶ難しかったけど楽しいですね。天候とか実際の気象データ使ってて、ワールドマップの雲の表示が実際の衛星画像反映しててなんか感動しました。雪降ったらどうなるのかと思って青森飛んでみたらちゃんと雪景色になってんですよ。すごいよ。
自宅のネット環境がホームルーターしかなくてクラウドゲーミング結構厳しい感じだったんですが、それでも十分楽しかった。Xbox OneやPCでやるよりiPadが安定してました。クラウドじゃないやつがほしいくらいで、ぎりぎりノートPCで動きそうなんですけどちょっと回線的にダウンロードは厳しい。ディスク版は10枚組で2万とか。データ90GBくらいなんだとか。すごい。とりあえずまたゲーパスultimate加入することがあったらやりたい。ずっとクラウドでプレイできるようにしといてほしいですね……。
結構スクリーンショット撮ったので後日まとめてブログに乗せたい気持ちはあります。

 

2022年は5月あたりからものすごくLINKIN PARKばっかり聴いてた年でもありました。サブスクでたまたまBGMとして選んで流したHybrid Theoryが名盤過ぎて感動しちゃって。ニワカです。それまではあまり聴いたことなかったです。
COVID-19に感染するまでほとんど毎日、アルバム1周するのが日課でした。朝にアルバム1枚聴かないと1日のやる気が出ないんですよ。本当に。なんだかんだあってしんどい日々もLINKIN PARK流してたからなんとかなったみたいなところがある。DLとCDでアルバム何枚か買いました。今年はアルバム全部揃えたいですね。感染してからは興奮するからなのか聴くとしんどくてあまり聴けてないですが。

ちなみにここ数日はエンドレス浜渦正志です。これはこれで胸が熱くなりすぎる曲もあるので、静かなピアノ曲を聴いています。体調の回復を促したい。

 

浜渦正志といえば、昨年はドイツ語を初めてみました。昨年と言っても1ヶ月くらい前の話なのですごい最近なんですが。感染するちょっと前くらい。英語を頑張ろうとあれこれやり始めてから3年くらい経過した気がするんですけど、なんか全然進展が見られない気がするので、もう他の言語やろうかなと思って。
どうしてドイツ語なのかというと、昔サガフロンティア2のアルバムをPCに取り込むとき、全部手入力で曲名を入れていたため、多少知っている単語があったから。それだけですね。ちょっとでも馴染みがあるととっつきやすいもんです。
あとは発音の響きとかがなんだかしっくりくる感じだったからかな。ハンターハンターでビスケが「念能力は自分に合っているっていうフィーリングが大事」みたいなこと言ってたし、たぶん言語学習もそんな感じに違いないと勝手に思っときます。使えるようになる気はしないけど。

 

あと2022年にはAIがイラストを生成し始めるという衝撃的な出来事がありましたね。いや前からあったけど、誰でもかなりクオリティの高い画像を生成できるようになったっていうのがすごかったですね。
多少のお絵かきをたしなむものとして脅威を感じたりもしましたが、それより生成された画像を大量に見た結果、乗り物酔いのような吐き気やめまいの体調不良が出るようになったのが衝撃でした。そんなことあるんだーと自分のことながら他人事のように思いました。あるんですね。
たくさん見たら慣れるのかと思ったら、見るたびに具合が悪くなり、挙句の果てにAIでないイラストを見てもそれっぽいと感じると具合が悪くなるようになりました。モチーフが気持ち悪いとかではなくて、塗り方や省略の仕方といった細かい部分が人間ではまず見られないような認識でなされていて、それに脳が混乱して酔うみたいな感じなんじゃないかと思います。
ツールによっては不自然さを感じても酔わないものもあったりはしたんですが、なんかもう耐えられなくなってTwitterの画像のプレビューを無期限でオフにすることになりました。おかげで遭遇率がぐっと減り、AIでないイラストを見ても具合が悪くなるなどということはなくなりましたね。また見たら具合悪くなるんだろうか。これからの時代を生き抜けるかすごい不安になりました。
おかげでドット絵を描こうという意欲が高まるという謎の効果がありました。ドット絵は気持ち悪くならないので!解像度低いからね。AIには早く進歩して酔わない画像を生成してもらいたいものです。微妙に不自然さを残したままの画像が量産されてあふれるようになったら、困ります。まじで。

 

あとなんかあったかな。一昨年の年末あたりにヒカルの碁に影響されてやり始めた囲碁は、今年もぼちぼちやってます。これも全然上達しない。上達する気がないのかな。みんなの囲碁というアプリで一番簡単な設定にしてAIと対戦して楽しんでます。棋力認定試験、9級以上に行ける気がしない。楽しいから下手でもいいか。これもつらいときにひたすら囲碁やることで救われたなと思うことは多かったです。ありがとう、囲碁
ぷよ碁もお手軽簡単で楽しいよね。あれはルールがよく分からない初心者にもおすすめです。かわいいし。

 

 

まあ、とにかく2022年は色々やりましたね。

放送大学の授業もぼちぼちやっていて、よく分かんないけど宇宙の話がやたら楽しかったりしました。「色と形を探求する」やってます。そろそろ単位認定試験だけど全然進んでない。全部感染のせい。
前の学期にやってた「グローバル時代の英語」もかなり内容面白かったです。英語はわかんないけど。1学期1科目が限界。でもせっかく入学したんだからあれこれやりたいですね。来学期はドイツ語をやる。予定。

 

そういうわけで、今年もなんか色々なことができるといいなと思います。とりあえず生存しないと。ゲーム年末にいっぱい買っちゃったけど1本でもプレイできるのか、疑問。がんばります。

あけました2023

ブログ更新しようしようと思いつつ気が付いたら2022年終わってましたね。昨年は後半が大変でした。人生本当に大変だな。

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↑正月終わってるけど干支の画像。卯年なのでニホンノウサギ。日本のうさぎ、ではなく、野うさぎです。(画像説明: 草が生い茂る中、木の根元にたたずむうさぎの厚塗り風のイラスト)

 

昨年は秋ごろからなんだかんだあって生活がいろいろ変化して大変で、メンタルもやられっぱなしだったのですが、そろそろ年末というころに自分が新型コロナウイルスに感染してしまって本当きつかったです。

もともと体温低めな方なのに38度以上の発熱が3日は続き、そのあと37度台が何日も続いて、風邪症状のほかにめまいや吐き気、頭痛などもあり、なかなかしんどかったです。そして基礎疾患持ちの家族に感染させないように体調悪い中で全力を尽くしたのが一番疲れました。

具体的には

  • とにかくなるべく家族と同じ空間にいない。食事を別室でとり、家族がいるところで寝ない
  • 家の中でのマスク着用
  • 洗う前の食器や洗濯物を家族に絶対触らせず自分で洗う
  • 鼻かんだティッシュなどゴミは自室以外のゴミ箱には絶対入れない、自分が出したゴミは一切家族に触らせずビニール袋などに密封して数日おいてから出す
  • 自室以外で自分が触った場所はすぐ消毒
  • うっかり鼻かんだ手で自室の外のものに触れないように自室でもこまめに手を消毒
  • 歯磨きは飛沫が飛ばないようになるべく口を閉じてする
  • 洗面所使った後に床含めて飛沫が飛んでいそうなところを拭く

こんなところです。

家庭内感染を防ぐことにはなんとか成功したようですが、結局自分の頑張りがどうとかより自分がこもってた部屋の位置がたまたまよかったのと、家が古すぎて気密性がとても低いのが幸いしただけな気がします。吹雪の日が多くてあまり換気できなかったし。本当は換気はかなり重要だったと思います。たまたまうちがスカスカだったからなんとかなっただけで。

一緒に食事をするのはかなりリスクの高い行動で、できるだけ避けた方がいいのは確かだと思います。自分が感染したのも食堂だったと思われ、普段同じ場所を利用していた人の多くが感染しました。衝立があったのですが、換気や会話の制限がうまくいってないとあんまり意味なさそうですね。それにしても脅威的感染力です。普通の風邪とは比較にならない。家庭や職場で誰かが感染したら、拡大を防ぐのはかなり困難ではないでしょうか。

 

体調は今はそれほど悪くないし、しつこい頭痛も鼻水もおさまってますが、結構体が弱っている感じがします。妙に疲れやすく、睡眠不足のダメージが以前よりとても大きくなりました。発症してから1か月近く経過していますが、感染前と同じレベルに回復できてはいません。

まあ一昨年の副鼻腔炎(昨冬も副鼻腔炎で38℃の熱を出しました)に比べたらマシな気がするのは4回のワクチンのおかげなのか……。しかし副鼻腔炎と違って異様な疲労感、めまいや吐き気、視力低下している感じがしばらく続くなど、妙な症状が出たり引っ込んだりするのが不気味ですね。

自分のまわりでは症状の強さや出方はまちまちながら、しんどさが地味に長く続く人がそこそこという感じです。療養期間が過ぎた後すぐに無理をすると症状がぶり返すというのが結構見られ、もともと持っていた体調不良が悪化してしまったという声も聞きました。

 

療養中にあってよかったなと思うもの

  • まずロキソニン。これがなかったら家庭内感染の対策も十分にできなかったはず。38.5度超えると自分は解熱剤なしにとても動けないです
  • スポーツドリンク。親切な友人にスポーツドリンクを箱でもらったのですが、これがすごく助かりました。体に浸透してる感じが水やお茶とは全然違う
  • インスタントやレトルトの食品。プラントベースのレトルト食品をもらったのは泣くほどありがたかったです
  • 鼻セレブ。最初は鼻水がすごかった
  • のど飴。自分は喉が痛かったの最初の2日くらいでしたが
  • 胃薬。ロキソニン飲みすぎて胃がつらかった。太田胃散が好きです。味がいい
  • 消毒用のアルコールやウェットティッシュ
  • 消毒ばっかりしてて手が荒れ放題になるのでハンドクリーム

 

行き帰りに公共交通機関使わざるを得ないので病院には行かず、県で配布している抗原検査キットを申し込んだのですが、届くのに数日かかり、薬は出してもらえず、食料品の支援や宿泊療養の申し込みも数日はかかるしで、対策としては貧弱な印象でした。

重症化リスクのある人は対象外で、病院行かなきゃいけないようです。自家用車がなく、病院が遠いと結構厳しいですね。ざっと調べてみてもなにか対策があるような情報もない。病院の方も、一応電話してみたらいっぱいいっぱいな様子でした。

高熱出しながらいろんなところに電話かけたり調べたりするのはかなりきつかった。ロキソニンが効かなかったらできなかったですね。陽性者登録を自分でする必要がありますが、これもかなり煩雑で、体調によっては登録できなかった人もかなりいるのでは。

感染が広がってからだいぶ経ってる割に支援も情報も全然十分でないことを痛感しました。田舎なので病院も医者も役所の人手も元から足りてなくて、なおさら……

 

 

まあ、とにかく体力落ちてる人だったらかなり深刻なことになりそうって感じの感染症ですので、感染予防は徹底した方がいいと思いました。本当に。感染力の高さが今までとは比較にならないレベルなんですよ。2022年の秋の初め頃まではまわりで感染した人がいてもこんなに一気に広がらなかった。今はそれとは違います。しゃれにならないです。

 

とにかく、COVID-19をなめてはいけない。

これにつきますね。初めてブログ本文で文字の大きさ変えた気がする。みなさま身体に気をつけて、今年もよろしくお願いします。

 

The Hero of Ferelden - Dragon Age: Origins

※この記事はDragon Age: Originsの重大なネタバレを含みます。

 

Dragon Age: Inquisitionのプレイ記録の続きを書こうとしていたのだが、気が付いたらなぜかOriginsの主人公の絵を描いていた。昨年に描きかけていたもので、突然謎の意欲が湧き、完成させることができた。

 

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無階級民ドワーフ、二刀流ローグのナインローリン。

 

今プレイしているInquisitionはこの主人公でプレイしたOriginsの内容を引き継いでいる。ナインローリンはモリガンの儀式を承諾しなかったため、アーチデーモンを倒して死亡した。儀式を受け入れなかったのはモリガンを信用していなかったからでもアリスターに恋愛感情を抱いていたからでもなく「(なんらかの目的に利用するため)意図的に意思ある存在を作り出す」ということへの拒絶によるのだが、会話でそれに近い選択肢はなかった気がする。

強固な階級社会においてまるでゴミのように扱われ、時に都合のいい道具として使われる無階級民として、誰であれどんな目的であれ勝手に作って勝手に決めて都合よく使うなという気持ちが強くあったと思う。儀式に積極的には協力しないだろう。とはいえ、この場合協力しなければ誰かが死ぬことになるのだが。

実のところ中の人たる自分自身の希死念慮の高まりを反映して最初から死ぬことを目的に作ったキャラクターだったのだが、結果的にひどく悲しくなり、自分の希死念慮が薄くなった気がする。いつかまた別の作品で、今度は自ら死を選ばない自由な旅をさせたいと思った。

 

前にも書いたが、ナインローリンという名前はDictionnaire Infernal(地獄の辞典)という本*1に描かれたNain-Laurinというドワーフに由来する。調べてみるとnainの発音はナンに近く、フランス語でドワーフ、小人を意味するらしい。うっかりドワーフドワーフという名前をつけてしまったようだ。今度このキャラクターを使う機会があったら、ローリンあるいはラウリン(Laurin)としておくのがいいかもしれない。

後で知ったが、Nain-Laurinは「ラウリン王」として知られている存在らしい 。有名な「ニーベルンゲンの歌」に登場する小人の王だ。どうやらこのラウリン王をモチーフにしたKönig Laurinという2016年のファンタジー映画があるようなのだが、ドイツ語でハードルが高すぎるため、日本語字幕で配信されたらいいなと思う。かなり観たい。

ちなみにざっと調べてみたところLaurinという名前は男性の名前としても女性の名前としても使えるらしく、なかなかいい名前だなと思った。当初は一応女性キャラクターを想定してプレイしていたが、少しノンバイナリー的な傾向を感じる気もする*2ので、ジェンダーニュートラルな名前なのはちょうどよかった。

 

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地味にすごく頑張った部分、靴のデザイン。

 

デジタルで絵を描くとき、テクスチャとしてほんの少しだけうっすらと写真を重ねると絵に深みが出て面白い。今回はマクロレンズで撮った斑銅鉱の写真を使っている。ドワーフだし、性格的にも鉱物が似合う。一見して絶対わからないところにこだわるのは、楽しい。ちなみに前に審問官のアトリアさんを描いた時にはうっすらと空の写真を重ねてある。

 

……それにしても、座った状態のドワーフというのは難しい……頭身の表現的に。

 

 

*1:そもそもはフランス語で書かれた本だが、自分が読んだのは英語版で、The Infernal Dictionaryというタイトルの電子書籍。悪魔のほか、伝承や神話に出てくる存在のことが載っている。

*2:まあ、自分がプレイすると大抵のキャラクターは多かれ少なかれノンバイナリー傾向になる。自分はシスジェンダーというものがうまく想像できていないかもしれない……